理想的な設置方角や屋根の角度は?

理想的な方角とは?

太陽光パネルの設置方角で一番効率のよいのは、日当たりのよい南側が一番よいです。南向き(もしくは南東向き、南西向き)の屋根の面積が一番広いというのが理想です。ただ、これはあくまでも理想という事なので、実際は、東側面や西側面が広いとかそういったお宅もあるかと思います。予め、設置業者によるシュミレーションで発電量を把握しておく事が重要です。

ちなみに、南向きの場合を100%とした場合、他の方角の発電量は、以下のようになります。

・南東向きの場合:南向きの約96%

・南西向きの場合:南向きの約96%

・東向きの場合:南向きの約85%

・西向きの場合:南向きの約85%

・北向きのの場合:南向きの約66%

このような事から、真南から±45度以内であれば、約4%出力ダウンの範囲で収まるので、理想的な方角と言えます。

最適な傾斜角度とは?

ベストな傾斜角度は、必ずしもその屋根の角度と同じとは限りません。
あまり知られていない事なのですが、ベストな傾斜角度は、その地域の緯度によって異なるのです。
例えば、北海道の場合は、傾斜角度約40度。東京や大阪の場合は約30度、沖縄の場合は約20度が最適な角度となります。
南に位置するほど、角度が低くなります。
※正確な設置角度は、業者によって若干異なる場合があります。
但し、太陽光パネルの設置の方法により、隣の太陽光パネルの影による影響や 強風地域の場合など必ずしも最適な角度がベストになるという事ではありません。



住宅用 1104追加(産業新聞ランキング訴求)

このページの先頭へ