太陽光発電のデメリットとは?
このサイトでは、太陽光発電のメリットばかりを伝えているのですが、当然デメリットというのも考慮しなくてはなりません。以下のような太陽光のデメリットをわかった上で、設置をするという事も大事だと思います。
発電量が安定していない。
太陽光発電は、曇りや雨天時は発電量が減ります。
また、地域の天候により発電量が異なります。気温はむしろ高すぎたい方がよい場合がありますが、なによりも重要なのが、その土地の晴天率(日照率)です。晴天率が高い土地ほど発電効率がよくなります。日本の場合は、多少差があるもののまったく太陽光発電に向いていないという地域はないですが、ご自分の住んでいる地域の晴天率(日照率)を把握しておくのがよいかと思います。
夜間は発電できない。
当然ですが、夜間は発電する事はできません。
一般の家庭は、日中よりも夜間の方が電力を消費するため、日中は売電、夜間は買電といった形になり多少非効率になりがちですが、ここ数年、蓄電技術も進歩しているため、将来的に、蓄電池を設置した場合、日中に充電して夜間に消費するという理想的な消費スタイルにする事も可能になります。
売電価格が下がる傾向にある。
太陽光モジュールの価格が下がっているのに対して、売電価格が下がっている傾向にあります。太陽光パネルを設置をしている方は、通常、昼間あまり使わない時間帯に電気を売り、電気消費の多い朝や夜間に、電気を買うのですが、その収支がプラスになるほど、元手の回収につながります。なので、この傾向は、年々注視しなければなりません。
補助金
数年前は、国、都道府県、市町村と3つの自治体から補助金を受けられるケースもありましたが、現在では、補助金を打ち切る自治体が増えてきました。これは、太陽光モジュールの設置価格が下がっているため、補助金がなくても設置メリットが十分にあるとの理由からです。